- 2019.05.10
- フレンズあすわ
コミュニケーション手段の一つとして・・・
新年度が始まってしばらく経ち、
少しずつ新しい生活にも慣れてきた頃でしょうか?
フレンズあすわも職員一同、新たな気持ちで利用者様に向き合っていきたいと思います!
さて今回は、その支援の一部をご紹介します♪
これ、なんだか分かりますか??
フレンズあすわ放課後等デイサービスでは、このようなボードを使用して
「絵カード」を使ったコミュニケーションの表出の支援を行っています。
音声言語でのコミュニケーションが難しい子どもたちにとって、
絵や写真などの視覚情報は耳からの情報よりも格段に理解しやすいのです。
このボードはおやつ選択の際に使用しています。
欲しいおやつのカードを選んで・・・
『ください』ボードにペタッ!
『ください』ボードも取り外しができ、これを職員に手渡すことで要求を伝えます。
「おやつをどっちにするか」という選択に限らず、
たくさんのおもちゃカードの中から自分が今遊びたいおもちゃを選び、
職員に要求する際にも同じようなボードを使用しています。
視覚からの情報は理解(インプット)しやすいだけでなく、発信(アウトプット)する場面でも非常に効果的です。
このように、子どもたちが自らの思いを表出する機会を増やすことで自己肯定感を育み、
将来的には『自己決定』に繋がっていくことを期待しています。
始めはなかなかうまく要求できないこともありますが、職員の手添えで繰り返し練習することで、
多くの子どもたちが『絵カードコミュニケーション』という手段の中で正確に要求を伝えることができるようになっています!
今後も様々な手段や方法を試行錯誤し、職員同士で情報共有・話し合いを重ねながら
子どもたちの自立や成長を促せるよう支援していきます♪