- 2021.03.20
- 愛全園
満点レシピ ( ^)o(^ )
食養部より、「芋ぼた」(ぼたもち)をご紹介します。
と…その前に料理を美味しく作る方法を食養部の方にお聞きしました!!
【食事作りにこころづかいを】 ( ^)o(^ )
食事を作るうえで配慮すること・・・
皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
「おなかがいっぱいになれば何でもいい・・・」「口に入れば何でも一緒・・・」 でしょうか?
私たちも外食をしたり、いつもとちょっと違った場所や雰囲気で食事をするだけで、うれしい気持ちになったり、気分が上がり、食欲が増しますよね~。
食べてもらう相手に「少しでも喜んでもらえたらいいなぁ~」という気持ちを忘れずに、食事作りをしていきたいですね。
では、高齢者の方には、どのような配慮をするといいでしょうか?
その1.美味しそうに、きれいに盛り付ける (^^♪
高齢者の方は、視力や聴力が低下していきます。それでも、美味しそうに見える工夫をすることはとても大切です。盛り付けには気を使いましょう、また食器を変えてみるのも変化があっていいですね。たまにはランチョンマットを敷いたり、テーブルにお花を一輪添えるだけでも気分が変わります。
その2.味覚の変化に対する配慮 (^^♪
味覚が低下する為、どうしても濃い味になりがちですが、濃い味ばかりは体に良いとは言えません。ゴマなど香りのある食材を用いるのもおすすめです。また、少し面倒でもしっかり出汁をとって料理をすれば、美味しさも全然違います。
その3.料理の温度も大切に
食事の温度も、食欲を引き出す大切な要素です。冷たいものは冷たく、熱いものは熱い状態で食べてもらいましょう。
★★芋ぼた(12個)★★
※※材料※※
① 米 1カップ
② 里芋 正味150g
③ 水 1.2カップ
④ 塩 小さじ1/2
(あんこ)
⑤ 小豆 1/2カップ
⑥ 砂糖 150g
⑦ 塩 少々
※※作り方※※
1、 小豆は洗って鍋に入れ、かぶる程度の水を加えて茹で、ゆで汁を捨てる。
2、 (1)に新たにかぶる程度の水を加え、火にかけて十分に柔らくなって水がほとんどなくなったら、砂糖と塩を加え煮詰めておく。
3、 米は洗い上げ、分量の2割増しの水を加えて、約30分おき、1㎝角に切った里芋と塩を加え炊き上げる。
4、 炊きあがった(3)を木杓子で良く練り混ぜて里芋をつぶし、12等分して丸め(2)をつけて器に盛る。
☝ワンポイントアドバイス
もち米の代わりに、里芋を使うことでやわらかく、食べやすくなります。喉に詰まりやすい高齢者や幼児にも最適。あんこは、市販のものを使うと、もっと簡単に出来ますよ。